「銀聯 UnionPay」というロゴが、クレジットカードについているのを見たことがある人はいないでしょうか?
最近都市部の大型家電量販店で「VISA」や「MasterCard」など、おなじみのクレジットカードのマークにならび「銀聯 UnionPay」のマークがついている事があります。
これは日本に訪れた中国人観光客に向けられたもので、「銀聯」カードでお買い物ができますという証なのだ。
この銀聯カード、日本における「J-Debit」の中国版と考えてよいそうで、現在中国の主要銀行で口座とキャッシュカードを作成すると、ほぼ自動的にこの「銀聯」ロゴが付いてきます。
そしてデパートやコンビニなど対応店で用いると、即時決済によって、キャッシュレスでの買い物ができるのです。
中央銀行である中国人民銀行のレポートによると、銀聯を含むデビットカードの発行枚数は、なんと中国国内で10億枚を超え、中国全体での一般消費の17%、主要都市部では30%を占めているという。
外国人観光客が頻繁に来客する秋葉原の免税店などでは、その多くで銀聯カードが使えるようになっているのです。
気軽に、日本で中国のお金を落としていってもらう方法の一つですね。
一方、日本でも中国人への団体観光ビザの発行を開始した2000年以来、中国人観光客は増加の一途をたどり、今年度は100万人を超えるとの予測もある。
その対応として、ATMや販売店で銀聯カードが利用できるようになってきたのだ。
その販売店開拓を行っているのは三井住友カード株式会社。
同社によると、対応店舗数は今年3月末で7300店舗に達した。
外貨持ち出しに制限がある中、口座に預金がある限り、高額の買い物ができる銀聯カードの利便性は、来日する観光客の間にも順調に広まっている。
また従来は団体旅行で東京や大阪といった大都市を周り、そこにある百貨店や家電量販店で買い物を行うというケースが大半だったが、リピーターの増加や地方空港から中国への直行便の開設により、地方自治体レベルで中国人観光客の誘致活動を行っている状況がある。
そういった自治体や観光協会などによる、同社への問い合わせも増加しているという。
中国の経済成長が著しい今、日本を訪れた観光客に銀聯カードを使って、どんどんお金を落としてもらえる事は、私たち日本人にとっては大歓迎ですね。